有田 大貴 / 現代アーティスト
有田大貴(ありた・たいき)は、広島を拠点に活動する現代アーティスト。海外に長期間滞在していた経験から、自分のルーツである広島、海(瀬戸内海)、そして音楽を主要なテーマとしながら、抽象的な絵画表現を中心に活動している。米国アラバマ州立ジャクソンビル大学でグラフィックデザインを学んだあと帰国し、2015年頃から音楽にインスピレーションを得た色彩豊かでエネルギッシュな抽象作品を描き始める。ドイツでの滞在制作と個展では、ロック音楽の破滅的な単語を制作プロセスに落とし込んだ作品展示を行い、これをきっかけに自身の地元である広島の歴史との重なりを考えるようになった。以来、千羽鶴やその焼却灰を素材とした絵画作品に取り組み、「多様性」や 「生と死」 などの解釈を加え、その物質的、象徴的意味を問いかけてきた。近作では、海の素材を使った絵画やインスタレーションも発表している。瀬戸内の浜辺にキャンバスを広げ、そこに流れ着いた流木や海洋プラスチックなどを絵筆代わりにして描き、それらを画面に貼り付けて作品にするものだ。また、海ごみを使ったワークショップやライブペイントにも出演し、素材としての物質の力を広げる活動も展開している。
1987
広島県生まれ
2011
米国アラバマ州立ジャクソンビル大学
芸術学部グラフィックデザイン学科卒業
現在
広島市を拠点に活動
2017
"Abstract & Silver" / AUTOTEILLE(ドイツ・ベルリン)
2019
gallery G selection "The Ash of Hope –希望の灰-" / gallery G(広島)
2019
"A Flight of Prayers 〜祈りの飛翔〜"/ 直島本村ギャラリー(香川)
2019
"On the Earth, in the Sky"/ Is’ Art Galerie (マダガスカル・アンタナナリボ)
2021
"REVITALIZE" / GALLERY 301(神戸)、gallery G(広島)
2022
“Colors in the Gray” / タメンタイギャラリー鶴見町ラボ(広島)
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